ソシャゲ限定商法+対人ゲーという失敗
エンジェリックサーガはDMMゲーの中ではゲームになってるだけいいほうだ。
しかし、いろいろと厳しい点が目につく。
対人メインなのにRPGのようなレベルで能力差があるシステムなのが一番厳しいところだろう。
その他に、ソシャゲ系ゲーム定番の期間限定商法をそのまま適用したのがまずかったのではないだろうか。
ソシャゲにありがちな限定商法
期間限定イベントで強キャラが!
期間限定ガチャで強キャラが!
このような期間限定コンテンツの連打でつないで常設コンテンツはほとんど放置。
期間限定商法はこのようなやり方。
期間限定の強キャラを配ればプレイヤーの戦力差が酷くなる。
かといって微妙なキャラだとやる価値がないからやらない、となってしまう。
エンジェリックサーガの期間限定キャラは強キャラが少なかったにもかかわらず結構な差が出来ている。
よくあるソシャゲはなぜ期間限定で回っているのか
普通のソシャゲ系で戦力差が問題にならないのは、戦力が低くてもCPUが適切に負けてくれるから。
対CPUならCPUを負け役にすることができる。
(上手く調整できていないゲームも多いものの、調整することはできる)
対人だとそうも言っていられない。
限定カードの差がもろに響いてくる。
使用者が多くもう手に入らない(または入手困難な)強カードでぽこぽこ殴られるのはたまったもんじゃないだろう。
対人メインゲーの対人報酬は格差を広げる
エンジェリックサーガは限定配布カードの入手手段が対人であることが多い。
まったり育成してそのうち大会に…というやり方だとさらに差がついてしまう。
報酬アイテムの設定は難しい。
プレイヤーが欲しがる物で、なおかつばらまいても問題ない物をうまく作るのは難しい。
対人メインで、対人による報酬が対人性能を強化するものだと問題はさらに厄介になる。
勝てる人は楽により強くなり、勝てない人は周りが強くなるので相対的に弱くなりますます勝てない。
作成:2015/03/06