第9話 改二っぽい?! あらすじ・感想。
唐突な改二。
あらすじ
- 夕立が光ってる。
- 長門が夕立を工廠に連れていく。
- 吹雪と睦月が工廠に様子を見に行く。
- 夕立を探している途中で開けた部屋でいろいろ変なことに遭遇。
(魚雷の整備をしている大井北上、何か機械を作っている夕張、マッサージマシンを使う金剛) - 夕立の声が聞こえてその部屋を覗くが知らない艦娘がいる。
- 話した結果、その艦娘が姿が変わった夕立だったとわかる。
- 夕立がみんなに囲まれてチヤホヤされる
- 吹雪、赤城に相談
- 吹雪は島風に言われたこと(何で改二になれないの)を気にしているようだ
- 赤城が吹雪をよくやっていると褒めて撫で、吹雪が舞い上がる
- 夕立と吹雪が長門に呼び出される。伝えることがあるという
- 提督からの辞令で、夕立が第一艦隊(主力艦隊)入り。
- 一方吹雪は、鎮守府に帰れと言われる。第五遊撃部隊は解散、旗艦も解任。
- 落ち込む吹雪。失敗したせいでこうなったと思っている。
- 睦月がなぐさめるが効果なし。ランニングの途中だからと言って吹雪が逃げる
- 吹雪がランニング途中に金剛にぶつかる
- 吹雪が泣いて、金剛が抱きしめて慰める
- 吹雪が泣き疲れて(?)眠る
- 翌日、吹雪は夕立が訓練しているのを目撃。
- 吹雪が旗艦になったころから夕立が朝、訓練するようになったと川内が吹雪に言う
- 吹雪が頑張っている姿を見たのがきっかけと聞く
- それを聞いて吹雪が立ち直る
- 吹雪が最上、睦月と鎮守府に帰る
- 敵の艦載機が見え、鎮守府から煙が上がっている
- 鎮守府は瓦礫の山に。艦娘は無事だったようだが提督は行方不明。
- 長門達も全員帰ってきて全員総出で鎮守府の建物を再建。
- 施設が使用可能になり次第、敵機動部隊を攻撃する宣言で終了。
次回タイトルは『頑張っていきましょー!』
感想
すんごい微妙。
吹雪に全く感情移入できなかった。
吹雪は夕立への反応を見る限り改二を知らなかったようなのに、なぜこんなに改二を評価して改二になれないことを気にしているのか理解できない。
夕立チヤホヤで改二のすごさを表現しようとしたのだろうがあれだけじゃ無理がある。
前もって改二のすごさをアピールしておけば違ったのにな。
あとストーリー的に吹雪が旗艦として活躍したのに旗艦を降ろされた設定のようだが、これまでだと説得力のある活躍はヲ級の片目を潰したところだけじゃないかな。
改二には練度が必要という赤城のセリフで、公式twitterで『改二への改装には極めて高い錬度が~』などと毎回練度練度言ってたのを思い出した。
鎮守府が燃えているのに全く悲壮感がなかった。なぜだろう。
最後の長門のセリフが『貝になれ』に聞こえて笑った。
耳に馴染みが薄い短い単語を使った害か。
アップはそうでもなかったが、小さいキャラの絵が全体的にへぼかった。
提督が空気すぎてやられていても別に…という感じ。
ゲームの設定で混乱
ゲームをやっていないとわからない演出と、ゲームをやっていると謎に思う演出が混在している。
どちらの視点でも中途半端。
片目を潰されたヲ級フラッグシップのオーラが青色に
これはゲームの設定を知らないとわからないと思う。
艦これ(ゲーム)ではドラクエのように敵を色違いにすることで強さを表現している。
強い順に、
目に青の大きいオーラ(空母ヲ級フラッグシップ改) ※最初はボスキャラとして登場した
黄目(ヲ級フラッグシップ)
赤目(ヲ級エリート)
青目(ヲ級ノーマル)
となっている。
つまり7話で片目をつぶされた空母ヲ級フラッグシップ(黄色)が大幅にパワーアップして襲撃してきたという演出。
改二になれるのはすごい!改二になれないのは努力不足
これはゲームをやっていると謎。
改二になれるかどうかは主に改二が実装されているかどうかで決まっていたので。
努力しようがしまいが多くのキャラは改二になれなかった。
さらに改二になったところで能力がわずかしか伸びないキャラが多く、駆逐なら改二でない島風や雪風より弱いのが普通。
(夕立は駆逐改二には珍しい大幅強化だが)
改二は延命要素色が強いから要求レベルが高すぎる割に微妙なのが多いんだよね。
だから改二は超すごい、改二になれないのは問題だ、原因は努力不足という展開は違和感がある。
吹雪なら改のままでもいいじゃないかと思ってしまう。
ゲームをやっていなくても、改修するのに経験(練度)が必要という設定が唐突に出てきて???となるか。
一言感想まとめ
相変わらず事前の説明と盛り上げ不足。
改二になれない、艦隊解散、提督が行方不明で登場人物は深刻な顔をしている。
だけど見ている側としてはそのままでもかまわないじゃないかと思ってしまう。
提督いらないよね。
公開日:2015/03/05